エイプリルフールは終わったが、『Warhammer 40,000: Space Marine 2』の新チャプレンDLCに関する巧妙ないたずらは、きっと長く記憶に残るだろう。
パブリッシャーのFocus Entertainmentは4月1日、間もなく超厳格なチャプレンの視点でゲームをプレイできるようになるとジョークで発表した。コーデックス遵守を促すユーモラスなゲーム内リマインダーも完備している。
「主人公タイタスをチャプレンに変えて、真に規則厳守のウルトラマリンとしてプレイしましょう」とFocusは茶目っ気たっぷりに宣伝した。
この架空のDLCでは、チャプレンが定期的に「コーデックス・アスタルテスはこの行動を承認していない」と宣言し、異端審問官への報告をほのめかすという刷新されたダイアログが約束されていた。特別な「規律」アビリティもジョークの一環で、規則厳守を奨励する一方で戦友関係を罰する内容だった。

このユーモアは『Space Marine 2』のキャンペーンをプレイした人には完璧に響くだろう。そこではチャプレンのクインダスが、英雄タイタスの忠誠心が証明されているにもかかわらず疑いの目を向けている。プレイヤーがタイラニッドや混沌のスペースマリンとの戦いでタイタスの特殊な能力に気づくにつれ、クインダスは些細な違反を常に報告するうっとうしい風紀委員役として浮上する。
この巧妙なエイプリルフールのジョークは、ウォーハンマーコミュニティ内でのチャプレンの悪名をうまく利用している。皮肉なことに、多くのファンが実際に彼の追加を歓迎すると反応した。ただしジョーク版ではなく、皇帝崇拝に捧げた正式な戦士司祭クラスとしてだ。
「これが本当だったら素晴らしいのに」とあるRedditユーザーがチャプレンのゲームプレイについて盛り上がるスレッドに書き込んだ。中にはこんな提案も...
タイミングが興味深いことに、『Space Marine 2』には確かに近日追加予定の新クラスがある。開発側がそれが待望のアポセカリーか、希望されていた超能力者のライブラリアンか、あるいはもしかしたら... ネットミームで話題のチャプレンなのかを明言していないが、プレイヤーは答えを待たずに済みそうだ。
『Space Marine 3』のサプライズ発表と、『Space Marine 2』の数々の追加コンテンツ(新近接武器、PvE作戦、4月のパッチ7など)の間で、ウォーハンマーファンは今後数ヶ月間楽しみが尽きないだろう。